| 読売新聞 H17.8.20 掲載記事 |
人気「蚊帳」の博物館 磐田 古き良き日本文化発信 |
![]() 伝統的な「白すそぽかし」 (右)や「萌黄」など、様々な蚊帳か農示されている |
JR磐田駅前の商店街に7月にオープンした「蚊帳の博物館」が人気を集めている。古今東西の蚊帳を展示するだけでなく、マラリアに苦しむ世界の子供たちに蚊帳を贈るキャンペーンや、安眠に関する相談、「いわたブランド」を紹介するコーナー、ギャラリーもある。インターネットによる蚊帳の通信販売で知られ、近くで寝具店「菊屋」を営む三島治館長(49)は「古き良き日本の蚊帳文化を発信していきたい」と 話している。 館内には常時10点ほどの蚊帳を展示しているが、すぐ目につくのが、伝統的な萌黄、白すそぼかしなど麻でできた蚊帳。昭和30〜40年代には全国で年間250万張り程度売れたが、生活様式の変化などで、今は100分の1程度に落ち込んだという。 和紙でできた蚊帳やベッド用、ムカデ対策用もあるが、天井からつり下げるタイブ、自立型といった海外の蚊帳も珍しい。中でも、ドイツの会社が開発し、高周波電磁波を防ぐ最新式は本邦初という。また、三島館長が今年1月にパリの国際家具見本市に出品したビラミッド形の蚊帳「KACOON」も展示している。 菊崖はオリジナルの黄色い招き猫ハンカチ「あんみん」 (1校500円)を作り、収益金でアフリカに蚊帳を贈る活動もしている。 昨年9月にカメルーンで活動する助産婦から蚊帳の注文を受けたのをきっかけに、マラリアで命を落とす子供の多い現地の事情を知ったのがきっかけで、蚊帳の博物館でもこうした活動を紹介している。 三島館長は「安心、安眠、安全な空間でこそ、人間の個性は伸びる。磐田を基地とし、その役に立つ蚊帳を残していきたい」と話している。 21日〜9月20日は、磐田市の浜田綾子さんが蚊の生地に絵を描いた作品展が開かれる。 蚊帳の博物館は水曜定休。問い合わせは同館(0538・32・5552)へ。 詳しくは、菊屋のHP(http://www.anmin.com/)へ。 (2005年8月20日 読売新聞) |
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あなたの眠りが世界を救う 運動を開始します。 幸せの黄色い招き猫ハンカチ(1枚=500円) マラリアで命を落とす子供たちに蚊帳を贈ります。 |