読売新聞 H17.6.17  掲載記事

マラリアから子供救え
 磐田市中泉の寝具店「菊屋」を営む三島治さん(49)が、マラリアに悩むカメルーンの人々のために、現地の日本人医療関係者を通じて100張りの蚊帳を贈った。現地では、遠い国からの思いがけないプレゼントに大喜びだという。同店ではさらに蚊帳を贈ろうと、収益を購入基金に充てるためのハンカチ(1枚500円)を作り、販売を始めた。「あんみん」と名付け、黄色い招き猫が描かれている。三島さんは、「世界中の人に幸せを呼び、気持ちよく眠れますようにとの願いを込めた」と話している。

 菊屋は様々なタイプのオリジナル蚊帳で知られる。三島さんによると、昨年9月、同店のインターネットのホームページ(HP)を見た長崎市の助産師古田望美さんから、蚊帳1張りの注文があった。カメルーンで勤務する古田さんが滞在先で使うためのものだったが、マラリアで命を落とす子供たちが多いという現地の事情を聞き、三島さんは無償での提供を申し出た。三島さんは急いで蚊帳100張りを作り、今年4月下旬に古田さんに送った。

 古田さんは5月31日にカメルーンの空港で蚊帳を受け取り、勤務する病院で妊婦に配ったという。送った蚊帳はベッド二つ分の大きさで、マラリア病原虫対策の防虫処理が施してある。職員も妊婦も喜んでいるといい、三島さんは「私も大変うれしい」と語る。

 マラリアの患者数は世界で年間3億人を超えると推定され、死亡者数は年間100万人以上と言われる。三島さんは「何か一つでも力になりたい」と、「あんみん」ハンカチを作った。20センチ四方、綿100%で、心をリラックスさせ、不眠症にも効果があるとされるラベンダーの香りを染みこませたという。消費税込み500円。詳しくは、菊屋のHP(http://www.anmin.com/)へ。

(2005年6月17日 読売新聞)



アフリカの古田さん

↑カメルーンの子供たちと

カメルーンの病院で活躍する古田望美さん →
頑張ってね!ふるたさん。



あなたの眠りが世界を救う 運動を開始します。
幸せの黄色い招き猫ハンカチ(1枚=500円)
マラリアで命を落とす子供たちに蚊帳を贈ります。