静岡新聞 H17.7.21 全県版 掲載記事

 磐田に蚊帳博物館 文化発信、
21日オープン 寝具店経営の三島さん

10点展示 「見て触って体験を」


 磐田市中泉に21日、蚊帳の博物館がオープンする。蚊帳のネット販売を行っている寝具店「菊屋」=同市中泉=の三島治社長(49)が「実際に蚊帳を見て触って体験できる場を」と長年の構想を実現させた。磐田を情報基地に日本古来の蚊帳文化を発信する。

 広さ約200平方メートルの博物館には、ヘンプ(大麻)100%使用のカラミ織の蚊帳をはじめ、和紙を使った蚊帳、他社と共同開発したムカデ対策用の蚊帳など10点を展示。本邦初となる電磁波防御の蚊帳や、パリ国際家具見本市に出展した正四面体の蚊帳もそろえ、これまで手掛けた蚊帳を一堂に紹介する。
 菊屋は平成9年に蚊帳のネット販売を始めて以来、着々と売り上げを伸ばし、昨年は1800張りを売り上げるなど蚊帳販売全国一を誇っている。
 アフリカで蚊帳がマラリア対策に大きな威力を発揮していることから、オリジナルハンカチを販売して、その収益金で蚊帳をアフリカへ送る運動も展開中。昨夏と今春にはアフリカで活躍する助産婦に蚊帳を送るなど蚊帳を通じた救済活動に力を入れている。
 三島社長は「蚊帳に入ると懐かしい気持ちになる。安心して安眠できる蚊帳を次世代の子供にも残し、心を癒やす蚊帳を世界平和に結び付けたい」と話している。問い合わせは蚊帳の博物館
[電0538(32)5552]へ。



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