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お薦め ぶらり旅 「蚊帳の博物館」 JR磐田駅(静岡県磐田市)で電車を降り、駅北口の 商店街を五分ほど歩くと、布でできた看板が目に飛 び込んでくる。七月にオープンした、全国的にも珍 しい「蚊帳の博物館」だ。年輩の人にはおなじみの 蚊帳から珍しい品まで、約十種類を展示。蚊帳が 復権しっつあるなか、関東や九州など遠方からも 人が訪れている。 この博物館を開いたのは、商店街で寝具店「菊 屋」を経営している三島治社長。閉め切った部屋 でエアコンを使う家庭が増え、一時はその役割を 終えたかのようにみえた蚊帳だが、近年は「寝て いる時に自然の風を感じたいという人が多くなっ て」見直されてきたという。 変り種の蚊帳ずらり
館内には苫ながらの萌黄(もえぎ)色の蚊帳のほか、ビラミッド型や、ベッドでも使いやすいよ うに立ったまま入れるようにしたタイプなど変わ り種の品々も。ビラミッド型の製品は一月に開か れたパリ国際家具見本市に、蚊帳の「か」と繭を 表す英語「コクーン」とを掛け合わせた「カクー ン」という商品名で出品した。 旧福田町(現磐田市)で使われている漁網をヒ ントに「カラミ織り」という製法でつくり、洗えるよう にした蚊帳や、電磁波などを防ぐ繊維で作った ドイツ製の品なども並んでいる。 開館時間は午前十時から午後六時で水曜定休。 入館は無料。 | ![]() |